2002

かたちゃんのインドネシア空間

神戸インドネシアフェア2012 2012年7月29日(日)

  神戸の元町商店街4丁目の「こうべまちづくり会館」で、インドネシア映画と楽器アンクルンを楽しむ「神戸インドネシアフェア2012」(主催:神戸インドネシア友の会)が開催されました。今回、初めてデジカメで撮ったアンクルンの演奏風景やダンスの動画をアップしてみました。すると、動画のブレを自動修正したら、説明文字が上下してしまいました。少し見づらいかもしれませんが、一度下の動画の部分をクリックしてお試しください!

  それから、インドネシア映画についての感想なんですが、今まであまり縁がなく、かつてNHK教育テレビで「パシコムおじさん」(1991年)というコメディものを観たぐらいでした。今回は、2002年制作の「チンタに何があったのか」(Ada Apa Dengan Cinta/邦題「ビューティフルデイズ」)を観ました。

  後藤久美子似の主人公チンタ(愛ちゃん)が属する仲良し高校生五人組とイケメンのランガとが織りなす青春恋愛映画でした。途中、家庭内暴力や政治よる差別の傷跡なども描写されていますが、女性がジルバブと呼ばれるベールを着用していないし、全然イスラムの世界を感じさせないものでした。まるで日本の女子高校生の生活と変わらない明るさにも驚かされました。(2012年9月30日)



 神戸インドネシア友の会の皆さん
インドネシアの竹楽器アンクルンをセットしています。

インドネシア留学生協会神戸支部の皆さん
左上にジルバブ姿のインドネシアの女子学生が見えます。




神戸インドネシア友の会副会長
アンクルンの演奏方法を会場の皆さんに教えています。

アンクルンを持った留学生たち
カラフルなジルバブをかぶってスタンバイ。


インドネシアの民俗楽器アンクルンの合奏とアチェ地方のダンスの動画です。

  2分40秒程の動画です。初めてアップすることができました。「トーク自由時間」というところで方法を教えていただきました。ありがとうございました。


 上の写真は2002年にインドネシアで大ヒットした「チンタに何があったのか」(Ada Apa Dengan Cinta?)のポスターです。日本でも2005年に「ビューティフルデイズ」というタイトルで公開されたそうです。
  主役の女子高生チンタを演じたのは、当時19歳のインドネシア大学哲学部の現役女子大生だったディアン・サストロワルドヨさんです。素敵でしたね!

  映画では、インドネシアの国民的詩人であるハイリル・アンワルの著書「Aku(僕)」が、チンタとランガ(写真右上の男子学生)を引き合わせていくのですが、詩という文学がインドネシアで大きな部分を占めていることが再確認できました。また、インドネシア映画を観る機会があればと願っています。