かたちゃんのインドネシア空間


  
 

インドネシアの部屋


インドネシアのあらまし
2010年9月2日(木)
 
「インドネシア」という言葉は、「インド」と「ネシア」の合成語で、「インドの島々」という意味をもっています。

赤道をはさんで大小1万3千とも1万7千ともいわれる島々が点在するインドネシアは、総面積が約189万平方キロと日本の約5倍の広さです。また、人口は中国、インド、アメリカに次いで世界第4位の約2.28億人(2008年政府推計)の人々が住んでいます。

そして、2億人を超す人口の中には約300の民族と約400の言語があり、その文化も非常に多様性に富んでいます。これらを一つに結ぶ言語として標準語である「インドネシア語」ができたのです。



  「ガルーダ・パンチャシラ」
 
 

 インドネシアの国章は、左に見える「ガルーダ・パンチャシラ」です。

 ガルーダとはヒンズー教と仏教の神話に現れる神の鳥です。
 インドネシアの国営航空会社の名前が「ガルーダ・インドネシア航空」 であることは、よく知られています。

 ガルーダの羽の数にも重要な意味があって、左右の翼には17枚の
 羽があります。尾っぽには8本の羽が、尾の付け根には19枚、首には45枚あります。

 これらを並べると「17/8/1945」となり、インドネシアが独立を宣言した1945年8月17日を意味しているそうです。
 ガルーダ・パンチャシラが足に掴んでいる巻物には、「多様性の統一」 という文字が書かれています。多民族・多言語・多宗教を乗り越えて、統一国家を目指すインドネシアの理念をあらわしているといわれています。

胸の盾の中の5つの部分には、建国5原則(パンチャシラ)が書かれています。@唯一神 への信仰(真ん中にある星)、A公正で文化的な人道主義(円形の鎖)、Bインドネシアの統一(熱帯樹)、C英知に導かれた民主主義(野牛)、Dインドネシア全国民に対する社会的公正 (金の稲穂と白い綿花)が表現されています。

この「インドネシアの部屋」では、多様性あふれるインドネシアについて、インドネシア語の学習インドネシアと日本の交流インドネシアに関する研究などの切り口から、その魅力を表現していきたいと思っています。





    年の瀬の12月29日にインドネシア料理店 Warung Bali に行ってきました。
  2011年のカレンダー(上の写真)をいただいてきました。

  左の欄には、曜日が上から下に縦に印刷されていて、ちょっと見にくい感じがします。

  上の欄には、SATO、MINA、MANUK、TARU、BUKU、WONGという文字が左から右に印刷されています。さて、どういう意味があるんだろう???誰か、教えてください。(2010年12月29日)