かたちゃんのインドネシア空間

尾道・松山(広島県・愛媛県) 2011年2月11日(金・祝)〜2月12日(土)

  社会教育に目覚めた?男6人による「しまなみ海道と瀬戸内海あちこち旅行」です。
  行程は、レンタカー(日産セレナ)で神戸〜尾道(広島県)〜しまなみ海道〜鈍川温泉(愛媛県)〜松山(「坂の上の雲」の街)〜道後温泉を巡る旅です。

  特に明確なプランなどなしに、気の向くままの旅でしたが、6人の意見のバランスがとれたのか、お互いを尊重し合った結果、たくさんの名所を訪ねることができました。たいへん楽しい旅になりました。食べ物も美味しかったし、大好きなロープウェーに尾道と松山の両方で乗れたから。うれし!




 30人乗りの千光寺山ロープウェイ(尾道)
中国新聞によると、2月10日にリニューアルしたばかり。

千光寺山展望台から見た尾道
NHK連続テレビ小説「てっぱん」と同じ風景だね。




尾道ラーメン 美味しかった!
「ベッチャーの胃ぶくろ」という店でした。

坊ちゃん列車
これに乗って松山市内へ




50人乗りの松山ロープウェー
ロープウェーのパンフもあればいいのに・・・。

強風の中、松山城へ
下に小さく見えるのは城主加藤嘉明の「よしあき君」です。




松山ロープウェー商店街にある「車井戸」で
天ぷら釜あげうどん。地元でも有名な店らしい。

道後温泉本館。小説「坊ちゃん」のとおり、
男湯浴室内には「坊ちゃん泳ぐべからず」の札があった。





  ここは「松山ロープウェー商店街」です。司馬遼太郎さんの小説「坂の上の雲」で描いている松山出身の三人の男、正岡子規・秋山好古・秋山真之を大きなテーマとして、松山全体を一つの博物館にしようというコンセプトの街です。ロープウェー商店街という名前が、またいいですね。

  上の写真を見てください。道路と歩道に段差がないでしょう。まさにバリアフリーの街ですね。このすぐ近くに、うどんの美味しい「車井戸」や松山ロープウェーがあります。





  この写真は道後温泉本館。宮崎 俊さんのアニメ「千と千尋の神隠し」の油谷(お風呂屋さん)のモデルになった温泉です。道後温泉は、神戸の有馬温泉、和歌山の白浜温泉と並ぶ日本三古泉(白浜温泉の代わりに下呂温泉が入る説もあります。)の一つです。

  夏目漱石が松山中学の英語教師として赴任したのは、本館が完成した翌年の明治28年(1895年)だと言われていますが、実際によくここに通ったそうです。

  僕たち6人も、もちろん入浴しました。僕は入浴後に「坊ちゃん団子」を食べたかったのですが、時間の余裕がなかったので断念せざるを得ませんでした。しかし、1階の男湯の浴室には、小説「坊ちゃん」にあったように、「坊ちゃん泳ぐべからず」と札があったのには、思わず笑ってしまいました。